夏休み明け最初のA-selectはベルカプリのrobjコレクションから着物の女性のパフュームランプを選びました。まだ残暑厳しい今年です。白磁に流れる青い雲の柄は見た目に涼やか。ところどころに使われた華やかな金彩と朱色の帯はセンス良く、飾りやすいサイズも魅力です。

高さ 18㎝　幅　7㎝ 奥行　13.5㎝ 1920年代　Robj　フランス

パフュームランプは電気の熱によって香りを立たせる照明器具。女性の持った金の器の部分に香りのものを入れて使います。

《Robj》 Robj（ロブジェ）社は優秀な彫刻家、デザイナー、技術者を集め、彼らが提案してくるアイディアの中から最も個性的･空想的なものを選出し自社の作品をつくりあげました。同じ時代の他の工房と比べてRobjが抜きん出て洗練されたフォルムを崩す事がなかったため、1925年のパリ現代装飾美術博覧会でRobjの作品は最も独創的でパリらしいと賞賛されます。1930年にRobjは閉鎖され、現存する作品は希少価値が年々高まっています。

電球は「B15Dナツメ型」。インターネットショップ(amazon、楽天など）や大型電気店で購入出来ます。

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