ちょっと立派なグリーンのジュエリーボックス。パカッと開けると出ました!


ペンギン(笑)
もっとスタンダードな、
もっとお上品な、
ぽちっと小さなパールのイヤリングなんかが登場するのかと思いきや
真正面ペンギン。個性的なボディ&フェイス。
当時これをプレゼントされた女性がいたならば
『ワクワク!綺麗なケース。何が登場するんだろう。 』
『!!ペンギン!!』
(笑) or (-_-;)。。。


マーヴェラ社のオリジナルのジュエリーボックスに入ったペンギンくん。こちらは発売当時のままの状態でベルカプリに届きました。当時のパッケージとともにやってくることはめったにありません。ほんとうに何年かに1回、trifariはトリファリのマークがちりばめられたオリジナルの立派なジュエリーボックスに入っていたり、逆にジョセフはシンプルなjoseff of hollywoodと書かれた紙のタグに留まって届いたり。ただ、まさかこのペンギンが立派な箱に収められて販売されていたとはちょっと驚き!マーヴェラ面白い。(ちなみにボックスのこと勿体ぶりましたがペンギンくんそれほど古くなく1980年代前後のもの)



私のマーヴェラ社のイメージと言いますと、正直ほとんどないのです。あえて「マーヴェラのジュエリーを仕入れよう!」と思ったことはなく、きれいなパールのコスチュームジュエリーを仕入れた時確認してみるとマーヴェラというブランドのものだったという感じ。ペンギンが届いたタイミングで今までベルカプリで扱ったマーヴェラを振り返ってみると私の大好きだったパールの3点セットもマーヴェラのものでした。

このセット、着けると本当に美しく自分のもとに迎えたい!と思っていたものでした。せっかく忘れていたのに思い出したら再び恋しくなりました。

ちなみに1911年にスタートしたマーヴェラですが1950年代フェイクパールのコスチュームジュエリーを多く製作。そして1982年にトリファリに買収されます。下のイラストは1948年の広告。個性的なイラストに目がいきますが書かれた文字を見てみると
“the loveliest pearls made by man”
AT FINE STORES EVERYWHERE
Marvella, Inc. N.Y.
MARVELLA
383 Fifth Avenue, New York 16, N.Y.
” 人の手で作られた最も魅力的な真珠” そして”一流のお店で取り扱い中”と書かれているようでマーヴェラがワンランク上のコスチュームジュエリーブランドであったことがうかがえます。

というわけでいろいろ長くなりましたがマーヴェラのペンギンブローチはオリジナルのジュエリーボックスとともに登場します。小ぶりですがおなかのパールが印象的で厚手のコートの襟につけても負けないと思います。どしっと構えたペンギンくん、どうぞよろしくお願いします。あっ、ちょんっとした脚もかわいいのでご注目を。

