DIARY

Ciner の象のブローチ。

残念ながら個人的には一つも所有していませんが「コスチュームジュエリーのおすすめのブランドは?」と聞かれたらぜひ紹介したいのがCiner社です。そのこだわりの詰まったデザインは胸に上等なフィギュア?彫刻(これは言いすぎかな)?をつけているようなとても良い作り。それゆえモチーフが分厚くブローチだけど平面じゃなく立体!180度じゃなくて270度くらいまでデザインされています。ちょっと奥までのぞき込めそうな感じ。

今回は2頭届いた象。一つはブラックのエナメルボディ。エメラルド、ダイヤ、ルビーを模したラインストーンが配されています。象の背中には南国のリゾートホテルのプールサイドに立っていそうな櫓(?)。中をのぞくと赤いエナメルでレッドカーペット。屋根には一面ラインストーンがはめ込まれています。中のパールは王様と姫に見立てているのかも。

そしてもう一頭はブラウンの象。ブラックと違って透明感のあるエナメル。素地の金属に施された模様が透けて見えます。象の形と大きさは黒いものと同じですが着けられた飾りが全く違います。ブラウンのゴロっと大きなラインストーンが一粒中心に配されその周りをクリアのランストーンが取り巻いたデザイン。背中のかごはレンガを積み上げた壺ようなボックススタイル。

ちなみに象の背中に乗っている籠のことをハウダ(howdah)というそうです。主に裕福な人々を運ぶため使われていたので黄金のハウダや宝石がちりばめられたハウダも存在したそうです。なるほどこの象のブローチたちが絢爛豪華に作られているのも納得です。

象のブローチはオンラインショップKenneth Jay Lane・Ciner・Hattie Carnegieのコーナーに本日掲載予定です。お楽しみに。

bellecapri Ciner collection