DIARY

インディアンジュエリーの「Heishi」ビーズ。

今回仕入れたズニ族のフェティッシュネックレスで動物のモチーフをつなぐ小さなビーズのことを{Heishi}ヒシと呼ぶそうです。ヒシは貝や石で作られたビーズ。完全に脇役のように思っていましたが大変な作業を経て作られていることを知りました。

滑らかなターコイズビーズのライン。全部がほぼ同じサイズなので、スルスルと肌触りが滑らかです。この滑らかさがヒシの特徴。

ヒシを作るにはまずは大きなターコイズの岩、いろいろな形の貝をどんどん小さくカットしスライス。最後には小さなくて薄い正方形のピースを作ります。そして約5ミリほどの小さな正方形に一つ一つドリルで穴をあけ、それを一本のワイヤーに通します。ワイヤーに通した後は正方形が滑らかな丸になるまでなるまでグラインダーで表面を削ります。(今は機械のグラインダーですが本当の昔はワイヤーの端と端ををもってヒシのラインを石板にこすりつけ(見た目はそばやパンを綿棒で伸ばすような動作)角を落としていき作っていたようです。)

とは言え色々言葉で書きましたが文章だとうまく伝わらなそうなので参考になるyoutube動画を載せることにしました。これは美しいヒシを作ることで有名なサントドミンゴ族のカルヴィン・ロバトさんの製作風景とインタビュー動画です。ヒシだけでも芸術品のようなネックレスが仕上がるのが分かり、「ヒシのネックレスも欲しい~。」と魅力に囚われます。

下の動画は貝のヒシの製作風景。素材の切断から成型、穴をあけて磨きをかける手前までを見ることが出来ます。

そしてこの下の動画はカルヴィン夫妻のインタビュー。製作についてだけでなく、ネイティブアメリカンの精神も美しい言葉で表現されています。嬉しいことにyoutubeの設定から日本語字幕が出るので、英語が分からなくても問題なし!ぜひインタビューは字幕を表示してご覧ください。

字幕の表示は動画を再生すると下に出てくる右下の四角い■←字幕ボタンをクリック。日本語が出ない場合はその横の歯車マークの設定をクリックして日本語字幕を選択してください。↓

貝のヒシの製作動画を見た後はベルカプリのネックレスをぜひご覧ください~。

ハチドリのネックレスにはシェルのヒシが使われています。使われた貝そのままの色や柄がビーズに美しく表れるのが特徴です。

どこまでも奥深いヴィンテージフェティッシュネックレスの世界。これは見た目だけでなく、その完成に至るまでの背景にかなりの魅力が詰まっています。

ベルカプリのインディアンジュエリーのネックレスはこちらから。

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日・月・木・祝日 休み

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少し早いですが夏休みのお知らせ。

7月31日(日)から8月15日(月)まで夏季休暇のためお休みします。