DIARY

A-select Baccarat Rohan グラス

今週のA-selectも日々使えるアンティーク、オールドバカラのグラスを選びました。現在も続くバカラの定番デザインのローハン(Rohan)のGovieux。1855年のパリ万博で名誉大賞を受賞した、繊細なアラベスク柄が特徴のモデルです。

美しいこの柄はアシッドエッチングという技法で作られています。ガラスの表面を溶かした松やになどで覆い、その上から針で模様を削り、腐食させ柄を作り出します。アンティークのローハンはこの模様が深くラインがくっきりと美しく見えるのが特徴。現行品のローハンは彫りが薄いためアンティークのものとの違いが顕著にわかるモデルとも言われています。

今回は高さ6.7㎝ 口径4.5㎝の小ぶりのものを4客、高さ11.5㎝ 口径7.5㎝の大きなサイズを2客用意しました。大きなサイズがとても大きいので並べておくと小さいサイズがとても小さく見えますが、日常使いしやすい程よいサイズです。先週のA-selectでコースターと一緒に写っていたグラスは小ぶりな方です。

大きなサイズのグラスには1936年から1969年に使用されていた刻印が見られます。小ぶりのものは1点が同じ刻印入り、残り3点は1936年以前に製造されたさらに古い時代のもののため刻印はありません。

飲み物を入れるとさらに美しく柄が浮かび上がります。A-select バカラのグラスは1点ずつの掲載。お好みのサイズと個数をお選びいただけます。

A-select バカラのローハンのグラスはこちらをクリックしてご覧ください