DIARY

シルバーオーバーレイのグラスとサルのブローチ

上野公園の桜が全国で最初に満開になりましたー。というニュースがながれたポッカポカの昨日、私は一切家から出ず、お家でゴロゴロ。「今日はあえて出ない!」と心に決め、ネコとひたすらソファーでグータラ、ある意味贅沢な一日を過ごしました。そんな月曜日でしたが、少しくらいは何かしよう!と寝る直前に塩レモン製作。レモンはお店の上のお庭で収穫されたレモンです。

 

 

 

レモンをいただくのは毎年のひそかなお楽しみ、以前たくさん実った時は、ご近所の方へのおすそ分けも。↓下は懐かしの2年前の写真。夕方にはほとんどなくなるほどの人気でした。

 

 

さてさて、ということでレモンにまつわるものがないかなーと店内を見回しましたが、レモン!ない!!

ということで、レモンならぬ葡萄(汗)をば。アンティークセールでご紹介中のシルバーオーバーレイの細工が施されたショットグラスです。グリーンの手吹きガラスに葡萄模様のシルバーオーバーレイの細工。銀の厚みがある初期のシルバーオーバーレイ作品で、グラス下部にはアルヴィン社の刻印、銀の純度99.9%を示す刻印が刻まれています。確かにグラスの表面を指でなぞると銀の厚みを感じます。うん、厚みある!因みに初期のシルバーオーバーレイは1880年頃から作られ、1920年代以降その技術はすたれていったそうです。時代が若くなるにつれ、銀の厚みも薄くなっていき、最後のほうの製品は、可哀想なくらいぺらぺらになってしまったそうなので、とても貴重な品なんだと納得!私は色の変化を楽しめる銀は素材としても好きなのですが、この独特の輝き、是非手に取ってご覧いただきたいです。この度、セール価格で1つ9000円になっています!もともと2万円以上の価格の商品でしたので、うれしープライスです。グリーンのシルバーオーバーレイのグラスはこちらから → こちら

 

 

 

あ、最後に先週アップしました、ベークライトのサル君ブローチも掲載。目がチャームポイントです。見た目もですが、作りにも注目。つぶらな黒目、こちらミルクガラスへの黒インクでのペイントではなく、きちんと目玉のデザインのガラスがつけられています。「おーなかなか素晴らしい!」とルーペで眺めてしましました。白いガラスもルーペで眺めるとうずうずとガラスの巻かれた模様が見えます。そしてその先にチョンと黒いガラス。コチラも初期のシルバーオーバーレイ同様、ちゃんと作られているんだなとうれしくなりました!サルのブローチはこちらから→ コチラ

 

 

ベルカプリ

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日・月・木・祝日 休み

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ルーペ越しのサル君の目玉。下のほうの赤みや瞳の輝き、とってもリアル!!びっくりな職人技です。

怖いなんて思わないでくださーい(汗)