DIARY

COROの馬のブローチ

ジメジメと天気の悪い日が続くのでキラッと輝く綺麗なブローチをオンラインショップに掲載しました。CORO社が1940年代に作っていたデュエットシリーズの馬のブローチです。

ブローチピンがついた金属の枠に2つのファークリップが留められ、一つのブローチとして使用できるデザインのものをデュエットと言います。枠にはめられたファークリップはとても簡単に取り外しができるので、お使いいただくシーンや気分によってすぐにアレンジしていただけます。

銀の枠からクリップを外した写真。
銀の枠に戻した状態。

ちなみにコスチュームジュエリーの本を見てみると、デュエットは1920年代に ルイ・カルティエによりデザイン、製作されたものだったようですが、それにならうようにCOROでもデュエットシリーズが登場します。製作初期は金属の表面にラインストーンを隙間なく留めたアールデコのデザインのものを作りますが、1940年代に入り、動物や花の形にエナメルによる彩色とカラフルなラインストーンを配したシリーズが生まれ大きな成功を収めたようです。

今回の馬のブローチもその1940年代に製作されたもの。下に資料の写真をアップしましたがそこにはデザイン違いの馬のブローチが掲載されており、貴重なコレクションピースであることがわかります。

シャツにつけてみました。

Coroのデュエットブローチ、ぜひご覧ください。Coroの馬のデュエットブローチはこちらから。

余談。先日いただいた百合の蕾を間違って一つ折ってしまったのですが水に差して置いたら蕾だけで立派に咲きました!お花の生命力。良い香りもして気分も華やぎます。